ネコ愛してますが、もう飼いません。
今週のお題「ねこ」
本日、2020年2月22日、猫の日。
西暦から書いても、何となくニャンニャンしてる♪
そして…気づいてしまった…
令和2年 2月22日
…すみません…
猫の思い出。
子供時代、元々飼っていた親ネコから生まれた子ネコ達。
4匹生まれて、2匹は里子に出して残った、きょうだいネコ。
真っ黒な男の子は、後にボスネコになり、喧嘩が原因の猫エイズで死去。
祖母の踵にふざけて噛み付いて、大怪我させるほどの乱暴者だったけど、気は優しい子でした。
死ぬ時に『俺は、今夜死ぬぞ!俺は、今夜死ぬぞ!』と言いながら死んで行ったおじいちゃん(黒猫)。
香箱座りでうずくまり、苦しそうなんだけど、『心配して欲しいんだよねー、分かるよー』というくらいの態度に、ちょっと笑ってしまいました…
キジトラの女の子は…大和撫子。
優しくて、おしとやか。
やんちゃ盛りだった私は、ヒゲを引っ張ったり、耳を引っ張ったり、肉球に噛み付いたり…色々しましたが、全く怒る気配なし。
というより、彼女が怒ったところを見たことがありませんでした。
それどころか、思春期に母と上手くいかなくて部屋に籠るようになった時、いつもそばに寄り添ってくれたのが、彼女でした。
辛い時、悲しい時に部屋にこもると、必ず私の隣にくっついて、香箱座りしたり、ただ普通に座ったりして、落ち着くまで見守ってくれた、お姉ちゃんみたいなネコ。
『ありがとう!』と頭を撫でると、『どういたしまして!』と言わんばかりに満足げな顔をしてた彼女。
思春期が過ぎ、大人になるまでずっと寄り添ってくれた、私の大切な相棒。
そんな彼女が亡くなる数日前、一緒に寝ているベッドに粗相をしてしまい、その日から『ごめんね、一緒に寝れないんだ…』と部屋を締め出してしまい…
そして、冬の朝…彼女は掘りごたつのヤグラから落ちて、片手をヤグラに掛けた状態で亡くなっていたそうです…
私が仕事に行っている間に…
電話でその事を知れせてくれた家族から『亡骸に会うか?』と聞かれたけど、部屋を締め出してしまった後悔と、相棒を失った悲しみで理性を失ってしまい『埋めちゃって!』と電話口で叫んでしまった私。
だから、あの日から何年も経っているけど、私の中では彼女は生きたまま。
それ以来、彼女以上のネコは居ないと、もうネコを飼わない言い訳にしています。
だって、新しい子をお迎えしても、彼女と比べてしまいそうで怖いから…