日常:矢野真紀『窓』
今週のお題「2019年上半期」
題名は、昔、高島忠夫さんの御家族を描いたドラマで挿入歌として用いられた曲です。
私は重度のパニック発作のため、只今療養中です。
考えてみたら、倒れる原因というか前兆は、今年に入ってから幾つもありました。
とにかく人手不足、頑張らなきゃ…で、体調不良も無視して、働きつづけていました。
このままエスケープしたい…と何度も思いながら、誰にもその事を言わず、身体の叫びを、精神の叫びを無理してきました。
5月も終わりに近づいた頃、痙攣を伴う大きなパニック発作が出てしまい、そこから仕事に行けず、自宅療養しています。
6月の前半は、廃人のようでした…
先日、上司と電話で話し合う機会がありました。
実は、直前にかかりつけ医からドクターストップがかかり、上司と話し合った結果、もう2ヶ月療養する事になってしまいました。
ガッカリする私にその上司から『あなたの性格からして、復帰しようと焦って無理したでしょ?無理しちゃダメ!時間がかかるものなんだから、ちゃんと休みなさい!その上で、復帰が早まるなら良いじゃない!』と言われました。
彼女も大病をした事があるので、痛みが分かるのでしょうが、まさかそんな優しい言葉を貰えると思わず…
あまりに有難くて、電話が切れた後、思わず敬礼している自分がいました。
その日から頭の中で流れている曲が、矢野真紀:窓。
頑張り過ぎないで
でも決して諦めないで
強い夢ならきっと
いつか必ず叶うから
早く働きたい、職場復帰したい…という焦りを、戒めてくれる曲です。
今でも駅に行くだけで、電車に乗るだけで、パニック発作が出てしまいます。
用事があって出かけるのに、人混みに行くと、次の日1日寝込んでしまいます。
でも、もう慌てない。焦らない。
上司が待っててくれると言ってくれたから、その恩に報いる為にも、合う薬を見つけて、安定した仕事が出来るように『ゆっくり』治していきます。