ユキノ’s diary

ほぼドルオタブログ、あとはサッカー/音楽/本等、日常はちょこっと。かなりノンジャンルのカオスすぎるブログです。ジャニーズや超特急、ミュージシャン等の呼び名に関しては、こちらを参照してください→ https://toshey1024.hatenablog.com/entry/2020/01/01/165301

漫画:症状は違っても、思うこと、感じることは一緒。

先日も書いた通り、只今休職中の私。
慰めに来てくれた友人から、その方の友人を紹介して頂きました。

その方は、娘さんが慢性疲労症候群だそうです。
娘さんの辛さは理解されず、苦しみ、今は親元を離れ、山里にて一人暮らしされているとのこと。
その経緯をお聞きし、他人事とは思えませんでした。
お母様である彼女ご自身も、苦しまれたと思いますが、その話は全くされませんでした。

そんな彼女から、1冊の本をお借りしました。


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見た瞬間『え…私、慢性疲労症候群と違うし…』と思いましたが、せっかく持ってきて頂いて断るのも気が引けたので、お借りすることにしました。

読み切った感想は…確かに私とは状況が違いますが、その本には、聴覚過敏その他、普通の人には訳の分からない『言い訳』ばかりする私の『心の叫び』が書かれていました。
元気な人が読めば甘えに見えるかもしれませんが、似た状況で苦しむ私からしたら、私が上手く伝えられない苦しみを代弁してくれていると感じる部分がいくつもありました。

そう、目に見えない障害は、本当に断罪されやすいんです。

そして、何気ない一言を『聞き流せば良い』と言われますが、それは心に絹用の縫い針を1本づつ、深深と刺されているようなもの。
なかなか抜けない上、ある一定量を超えると、心が壊れてしまうんです。

悪気は無いんだから許してよ。
それも、凄くキツい。

理解されないんだろうな…無理なんだろうな…と諦めるようにはしていますが、本当に臨界点に達した時、相手を攻撃し、もうそういう思いをしない為に、その人とは二度と口がきけなくなってしまいます。
だからこそ、きちんと自分の障害を伝えるようにはしていますが、そんなの甘えだと断罪し、端から理解しようとしない人もいます。

私もそんな事が続いていた為、自己憐憫に陥り、人間不信になりそうでしたが(それでも支えてくれた家族や友達のおかげで、何とか自分を保っていましたが)、この本のお陰で前向きになれそうな気がします。

私一人が理解されないわけじゃない。
私一人が苦しんでるわけじゃない。
そして、自分の苦しみを伝えずに我慢しなきゃいけないっていう事は絶対無い!
辛抱出来る限界少し前まで来たら、ちゃんとお話しなきゃいけない!

そう感じさせてくれた漫画でした。

もし私のように、慢性疲労症候群以外の病気や障害で、周りの人に理解されず苦しんでいる人がいたら、まず当事者が読んで欲しい。
その後に周りの人にも読んで欲しい。
そうして、すこしでも『見えない障害』に対する理解が広がっていってくれたら嬉しい。

そう思います。