ドラマ:Dele好きです
今期のドラマで一番好きなのは…Deleです。
山田孝之&菅田将暉。
この二人が合わさると、何故こんなに面白くなるのか…
何か、イメージまんまの役なのも良いけど、二人のテンポがちょうど良い❗
つい先日の回。
海辺の写真館の店主の自殺から始まる物語。
背景に学生運動という1960~70年代の大きな時代の流れが。
私、その頃の日本の事が知りたくて。
丁度親達の世代でもあるし、その世代が今の日本の基礎でもあると思うから。
だから、今回のDeleの内容は、ある意味ワクワクしながら見てました。
内容は、めちゃめちゃ暗いものでした。
自殺した写真館の店主は、元公安。
その町に写真館を開いたのは、数軒先にある床屋の女主人を見張るため。
彼女はかつて、活動家の彼氏と付き合っていて…
ラストはとても切ない…何とも言えないものでした。
いつも考えるのは、学生運動の時代、二十歳そこそこの若者が、国を動かそうとして犯罪まで犯してた事…今では考えられないし、あり得ないけど、少しでも世の中がよくなってほしいという強い思いが暴走した故の犯罪。
桐野夏生さんの『夜の谷を行く』もそうですが、彼らのことを考えると、切なくなる。そんな時代です。
もう少し、この歴史的事実にフォーカスを当てても良いんじゃないかなぁ…今に繋がる激動の時代なんだから。
Dele、元々好きだったけど、今回もっと好きになった!