フィギュアスケート:そうか…君がいなくなって、1年経つのか…
随分前、フィギュアスケートを見ていると、俳優の須賀健太くんを浅黒くしたような選手が演技してました。
彼のスケーティングは無骨ながらも印象的で、どこか昔の本田武史選手を彷彿とさせるものもあって、
すっかり虜になりました。
その名は、デニス・テン。
カザフスタンの星とまで言われたフィギュアスケート選手です。
先週の金曜日、7月19日が一周忌でした…
1年前のあの日、テン選手が大腿部を暴漢に刺されたと聞いて…まず思ったのは『フィギュアスケート選手の商売道具を刺すとは…』。
一命を取り留めても、もしかして後遺症で二度とリンクには立てないんじゃないか…って、そればかり考えてました。
そして、治療の甲斐も虚しく、逝去…
ニュースが入ってきた瞬間、泣き崩れました。
まず思ったのは、カザフスタンに光をもたらした英雄が殺されたという悲しみ。
そして、その英雄を殺した犯人に対する憎悪…
その憎悪は、今でも私を蝕んでます。
1歩リンクを離れれば、他国の選手とじゃれ合い、すぐ変顔をする、お茶目なテン選手。
本当に、本当に大好きでした。
Dennis…I miss you…