ユキノ’s diary

ほぼドルオタブログ、あとはサッカー/音楽/本等、日常はちょこっと。かなりノンジャンルのカオスすぎるブログです。ジャニーズや超特急、ミュージシャン等の呼び名に関しては、こちらを参照してください→ https://toshey1024.hatenablog.com/entry/2020/01/01/165301

読書:バーネット『秘密の花園』羽田詩津子訳

昔々、まだ小学生だった頃、私は虚弱でした。
小学生低学年まで残った小児てんかん、あとは喘息、扁桃腺炎…1年の半分は布団の中でした。

唯一の楽しみは、音楽(クラシックやムード音楽)や読書…くらい。
小さい頃から、音楽ソフトと本だけは我儘言って買ってもらいました。

本は
ちいさいモモちゃんシリーズ
コロボックルシリーズ
児童文学全集(日本の文豪の)のうち何冊か
etc.....

親が面白いだろうと思う本を、いつも買ってきてくれました。

その中でも、本当に好きだった1冊が『秘密の花園』。
ザックリ言うと、高慢で我儘で気難しい10歳のお嬢様:メアリが、突然孤児になり、住み慣れたインドから遠く離れたイギリス·ヨークシャーの叔父:クレイヴン家で変化していく物語。



ヨークシャーで出会う サワビー家の長女:マーサのあけすけな愛情、マーサの弟:ディゴンの深い愛情、叔父の一人息子で、自分は長く生きられないと信じ込み、完全に心を閉ざした車椅子の少年:コリン…
魅力的な登場人物により、メアリの灰色の世界が少しづつ色を取り戻す…

そして、やせ細り、目付きが悪く、顔色の悪いメアリの、まず頬に赤みが刺し、目が輝き、ぺったり髪がふんわりし、体つきも少しづつ丸みを帯び、どんどん体力が着き、元気になっていく…
世界に面白いものなんてない…と思いこんでいたメアリに、面白いという概念を植え付けたマーサとディゴン。

メアリとぶつかりながらも、少しづつ心を開き、あれだけ拒否していた『外に出る』事を受け入れ始めるコリン。

そして、10年間開いたことのない秘密の花園の扉が開いて後…素敵な変化がたくさん起こる。
メアリとディゴンとコリンは、それを『魔法』と呼ぶ…

ドキドキするも、美しい話。
私の読書の原点は、これかも知れませんね…



今月のはじめ、気分転換を兼ねて書店に赴いた際、文庫本新訳の『秘密の花園』を見つけました。
心臓が止まりそうになりました。
何十年ぶりに、初恋の人に会ったみたいな、胸の高鳴り。

でも、自分を落ち着かせるために、とりあえず買うのを我慢しましたが…
昨日、同じ書店に行ってしまい…また、出会ってしまい…
…いや、嘘です、自分から会いに行ったんです。
会いたかった…今回こそ、絶対手に入れる。
手に入れた瞬間から、読み始めました。
灰色の情景に色が付いていくこの感覚、本当にドキドキしています。



あまりに入り込みすぎて、一気に半分まで読み進めてしまい…本日、寝不足でボーッとしてます…